韓国の起業家精神、OECDで最下位圏…生計型創業の割合も高い
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.08.19 10:20
韓国の起業家精神指数が経済協力開発機構(OECD)最下位圏であることがわかった。世界起業家精神発展機構が態度、法、規制などを通じて130カ国余りの起業家精神を評価した結果だ。韓国経済研究院は「韓国起業家精神の実状と課題」報告書で「OECDのほとんどの国で所得が高ければ起業家精神も高く現れた。経済成長のために起業家精神の高揚が必要だ」と明らかにした。
今年の世界起業家精神発展指数評価で韓国はOECD34カ国で22位にとどまった。全調査対象国130カ国のうち28位に当たるが、アジアでは台湾の8位、シンガポールの10位に大きく後れを取る順位だ。起業家精神指数は大きく熱望、能力、態度の3項目を基準として製品革新、人的資本、新事業力、文化的支援など14種類の下位項目別の点数を反映する。このうち韓国は製品革新、工程革新、国際化、模範資本などを含む「熱望」項目で最も低い130カ国中37位の順位を記録した。